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Le paysage de la fleur et la terrine

Diary

幸せな食卓への招待

花は

自然の中にあって、女性性をあらわす。

その存在はメッセージとして心に触れ、創造力を花開かせてくれる。

テリーヌは、

旬を映し出す。

一片のモジュールで、カンバスのような無限の窓。


毎日の陽射しの中で、自然がもたらしてくれる一瞬一瞬の実りを、

編み込み、束ねて、食卓の風景を彩る。

食卓とは、しあわせに招かれること。

大切なひととともに、

たったひとりのときに、

動けない人に届けて、

生まれて間もない幼いおくちに――


季節ごとの風を感じ、大切なひとのいまを想い、愛するような

優しいまなざしを一皿のテリーヌに湛えていたい。

脇役の前菜でなく、ギャラリーの絵のように

大切なメッセージを伝えて。

それは、幸せな食卓への招待となる。



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